ポルシェの正式名称は「F・ポルシェ名誉工学博士株式会社」

Dr. Ing. h.c. F. Porsche AG

引用元:ポルシェクラシック

ポルシェの認定中古車を検索するにあたり、ポルシェジャパンのホームページにある「ポルシェ中古車検索ロケーター」だとヒットしないものがあることに気付きました。
各地にあるポルシェのディーラーはポルシェジャパンの直営ではなく、フランチャイズ運営をしているため、その運営企業の経営方針により、サービスはもちろん認定中古車の販売方法にも違いがあるようです。
認定中古車には各ディーラー個別のページがあり、そこにしか掲載されていない(検索にもヒットしない)ものもあるため、各ディーラーの該当ページをブックマークしているのですが、ブックマークの表示が「ポルシェセンター〇〇〇|Dr. Ing. h.c. F. ポルシェ AG」となっています。
古くからポルシェを愛する方にすれば「何を今さら」と思われるかもしれませんが、最近になってポルシェについて深く知ろうとしている僕にとっては「Dr. Ing. h.c. F. ポルシェ AG」とはどういう意味なんだろ?と思った次第で、その部分について調べてみると、それは日本語だと「F・ポルシェ名誉工学博士株式会社」という意味になるそうです。
一見して自動車メーカーとは思えない会社名ですが、創業者の「フェルディナント・ポルシェ」、そして「名誉工学博士」という名称を今でも用いているあたり、ポルシェという会社は非常に真面目で律儀な会社なんじゃないかと思いました。

そんなポルシェですが、生産した車の7割が現在もこの地球上を走っていると言われるほど丈夫な車であるわけですが、古いモデルに対するアフターフォローもしっかりしているようで、過去に販売された車の純正部品をホームページで検索することが出来ます。
それは1950-1959年に販売された「356」でさえも検索することが可能で、この356だけでも400ページ以上に渡るパーツリストとイラストが用意されており、車好きならこれを眺めているだけでも至福の時間を過ごせるんじゃないかと思うほどです。

カーオーディオの取り付けによく使った「フィッティング情報」

確かアルパインだったと思うのですが(もしかするとパイオニアかも)、カーオーディオを取り付ける際の「フィッティング情報」をホームページに掲載してくれていて、無料で見ることが出来たので、昔はよく活用させてもらいました。
車種ごとにパネルの外し方や、ビスの位置、配線図などが細かく書かれていて、これのおかげで車種ごとのサービスマニュアルを入手することもなくオーディオやナビの取り付けをすることが出来たので、非常にありがたい存在でした。
軽自動車、商用車などの内装はビスの位置やパネルの構造も比較的シンプルで分解するのもそれほど苦労はしませんでしたが、乗用車(特に高級車)は見ているだけだとどこから手をつけていいのか見当も付かない場合もあり、フィッティング情報を見て初めて「ここにビスが隠れてたのか」と気付かされたり。
最近はカーオーディオやナビが車両の設定にも使用されるようになり、丸ごと交換することも少ないとは思いますが、僕自身が自分で作業をしたのとしては以前に乗っていたレンジローバーイヴォークにTVキャンセラーを取り付けたのが恐らく最後で、トゥーランについては納車前にディーラーでキャンセラーやレーダー探知機、ドライブレコーダーの取り付けをお願いしたので、ナビ周りがどんな構造になっているのかも知りませんし、恐ろしくて分解しようという気さえ起きませんね。
昔なら新しいオーディオやパーツを手に入れると、休日を待つことなく仕事終わりに夜な夜な取り付けを行い、夏場だと汗だくになりながらさらに蚊に刺されてでもその作業が楽しかったのですが、年齢とともに体力も忍耐力も落ちてきたのか、工賃を払ってでもディーラーやショップにお任せしようとなってしまいました。

ですが、今でも機械いじりは好きなので、簡単な作業であれば自分でやってみようかと思っており、みんカラの整備手帳を見ながらイメトレを行う日々です。

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