ポルシェ911を購入 紆余曲折はありながらも最後に辿り着いた答えは「911」

あれから2年が過ぎていた

「ポルシェを購入しよう」と思い立ち、このサイトを立ち上げてから気がつけばちょうど2年。

先日、911(中古車)を購入しました。(納車は来月です)

思い返せば2年前、小さい頃からの憧れだった「ポルシェ」というブランド、そしてそのアイコンでもある「911」を購入しようという思いが突如湧き上がり、その思いを目に見える形で確認する意味も含めてこのサイトを立ち上げてみました。

正直なところ、車にたくさんのお金をかけられるようなお金持ちではありません。

「911」を購入するとなると、それ1台ではいろいろと不便なことも出てくるので自ずと「2台持ち」が前提になり、購入費用が2台分必要なだけでなく、所有している間ずっと発生する「維持費」も倍になるということを意味します。

しかも、一般的には国産車に比べて維持費は高くなるでしょうし、万が一の故障などで臨時の出費などもあるかもしれません。

「なんとかなる」

という楽観的な思いだけでは前へ進めず、あれこれ頭を悩ませながら日々を過ごしてきました。

コロナがいろんなものを変えた

2年前、世間は新型コロナウイルスの感染拡大という先の見えない状況にあり、その状況がなおさら僕を慎重にさせました。

「半導体不足」の影響で新車の供給が滞り、中古車相場の高騰も起こりました。
中古車での購入を考えていた僕にとって、これは大きな事件で、中古車の供給量が減り、市場に出てくる車はかなり強気なプライスタグを付けられている状態です。

「これは少し様子を見よう」

そう考えて、しばらくは購入を忘れ、新型コロナウイルスの状況が改善するのを待ちつつ、少しでも資金を貯める事に集中していました。

コロナのおかげで外出する機会が減り、いわゆる遊興費の支出も減ることとなり、残ったお金を「投資」へ回すことにしてみました。

結果的にはこれが功を奏し、投資していた米国株の値上がりと、円安による為替差益である程度のまとまった資金を作ることができました。

それと同時に、春ごろからは中古車相場も少し落ち着きを取り戻し始めたので、車探しを再開することとしました。

今思えば、もし僕が「ポルシェを買う」という目標を持っていなかったら、投資をすることもなかったでしょうし、何か適当なものにお金を使って満足していたのかもしれません。

もちろん投資にリスクがあることは承知していますが、リスクを取らなければリターンも無いわけで、もし今まで通りの行動をしていたらきっと誰かのポルシェを眺めながら「ポルシェいいよなー」と思うだけで、自身で所有することなく終わっていたのかもしれません。

まず一歩、小さくてもいいから前へ進む。

その「背中を押してくれたのがポルシェという存在である」ということを忘れずに、これから始まるポルシェライフを楽しみたいと思います。

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