よりパワフルに、よりシャープに、よりスポーティーに
7/20より新型「ポルシェ マカン」の予約受付が開始。
まずは「マカン」「マカンS」「マカンGTS」の3モデルが登場となっていますが、今回のモデルチェンジ(マイナーチェンジ)は外観よりも内装やエンジンの変化が大きいようです。
まず、エンジン出力ですが、各モデルでそれぞれ下記の通り出力向上が行われています。
・マカン:252ps → 265ps(13ps / 5.2%up)
・マカンS:354ps → 380ps(26ps / 7.3%up)
・マカンGTS:380ps → 440ps(60ps / 15.8%up)
これを見ると新型「マカンS」の出力は、前モデルの「マカンGTS」と同じ380psにまで引き上げられており、新型マカンGTSはマカンSとの違いを分かりやすくするために440ps、実に60psもの出力向上が行われています。
この440psというのはマイナーチェンジ前(まだ新型が発表されていませんが)の「マカンターボ」と同じ数字であり、同じマカンGTSであってもマイナーチェンジ前と後では別のグレードと感じるほどの違いがあるんじゃないでしょうか。
そうなると、今後発表されるであろう新型「マカンターボ」はいったいどんな内容になるのか、ちょっと恐ろしくも感じます。
内装は最新のデザインに
今回のマイナーチェンジでは内装が大きく変更されているようで、今までの物理スイッチに代わり「タッチパネル」が大部分を占めるようになっています。
一見して「最新」であることが分かるデザインになっていますが、シフトレバーもコンパクトなものに変更されているようで、全体を通してシンプルでクリアな内装へと変化しています。
シフトセレクターは992だとかなり小さな「スイッチ」のようなものへと変わっていますが、将来的にEVの時代が訪れると「シフトチェンジ」という概念もかなり薄れてくることになるでしょうし、今のような「レバー」が無くなり「スイッチ」になるのかもしれませんね。
「最新こそ最良」という言葉があるように、こうして新しいモデルを見るとやはり「かっこいいな」と思うのですが、その進化とともに価格もアップしており、僕のようなごく普通のサラリーマンにとっては依然として高嶺の花であり、最新モデルを新車で買うのは簡単ではありませんね。
もしマカンを購入するなら、新型へ買い替えされる方が増えて、前のモデルの中古車が市場に出回り手ごろな価格になるのを待ちたいと思います。
ご参考までに、マイナーチェンジ前と後の価格の違いは下記の通りです。
・マカン:737万円 → 754万円(17万円up)
・マカンS:901万円 → 977万円(76万円up)
・マカンGTS:1062万円 → 1188万円(126万円up)
引用元:ポルシェジャパン