まるでメルセデス軍団の隠れ家? グランフロント大阪 北館駐車場での光景

グランフロント大阪 北館駐車場

先日、所用で梅田方面へ出かけたときのこと、グランフロント大阪の北館駐車場へ車を止めることにしたのですが、そこである一角に集まった大量のメルセデス・ベンツに遭遇。
ベンツディーラーなどであればたくさんのメルセデス・ベンツが集まっていて当然なのでそれほど驚くことは無いですが、思いも寄らない場所で遭遇するとなかなかのインパクトでした。

壁のサインを見ていただければ分かると思いますが、グランフロント大阪北館1Fには「メルセデス ミー大阪」が入っており、そこでは試乗も行っているそうで、その試乗車がここにとめられているようです。
EQシリーズをはじめ、GクラスにSL、マイバッハなどなど豪華ラインナップでした。

僕は梅田方面(主にグランフロント周辺)に定期的に用事があり、車で来る場合が多いので、何ヶ所かよく使う駐車場を決めています。
だいたい5~6時間はとめることになるので、最大料金のある駐車場を見つけて利用していますが、主に梅田貨物駅のあった「うめきたヤード」と呼ばれる再開発中エリアの西側(梅田スカイビル方面)にある駐車場を利用しています。
グランフロントまでは地下道を使うことで徒歩10分弱で移動が可能です。
駐車料金は安い駐車場だと5時間で1,000円前後、少し高くても1,500円くらいとなっており、1時間600円のグランフロント大阪(5時間で3,000円)に比べると半額以下で済みます。
このうめきたヤード西側の駐車場ですが、最近は再開発エリアの工事関係者の利用が多く、早い時間(午前8時頃)でも満車になっている駐車場がけっこうあり、さらに離れた場所にとめることも増えています。

ただ、いずれも屋外のコインパーキングで、駐車スペースもそれほど広いわけではないので、大きなサイズの車や、ポルシェ911での利用はあまり気が向かないのも事実。
今回、グランフロント大阪の駐車場を利用したのは、上記の理由に加えそれほど長時間の利用でも無かったことと、やはり一番の理由は「暑さ」。
9月に入ったとは言え、午前中でも30℃を超える暑さで、その暑さの中に車を放置するのは出来れば避けたいですし、もちろん人間にとっても暑い中での移動は避けたいところです。

グランフロントの駐車場は左ハンドルにも優しい

ポルシェ911に乗るようになり、やはり少し不便なのはチケット発券タイプの駐車場。
同乗者がいる場合はその人にお願いして発券や料金の支払いが可能ですが、1人で運転している場合は一旦車を降りてチケットを取りに行ったり、出庫時は料金を払ったりという作業が必要で、後ろに車がいない場合は慌てることも無いのですが、後ろに車がいるとやはり申し訳ないという思いとともに少し焦ってしまいます。
なので、そういう駐車場を利用する場合は、出来るだけ他の車がいないタイミングを狙って入出庫をするようにしています。
それでも他の車に遭遇するタイミングというのは必ず起こるもので、その場合は出来るだけ急いで乗り降りし、後ろの車のドライバーに軽く会釈をするなどし、出来るだけ相手に不快な思いをさせないよう僕なりに気を付けています。

さて、今回利用したグランフロント大阪の駐車場ですが、写真の通り発券機が左右に設置されており、なおかつ通路も広いので左ハンドルの車や、大型の車でも利用しやすいように思います。(ナンバー読み取り用のカメラも設置されています)
ここは過去に何度か利用しているので、左ハンドル用の発券機が設置されていることも事前に分かっていて、「あそこなら911でも大丈夫」ということで利用することに。
駐車区画もわりと余裕があるほうですので、ドアパンチの可能性もどちらかというと低いんじゃないかと思います。

また、料金を事前に精算機で精算しておけば、カメラが車のナンバーを読み取り自動でゲートが開くのでそのまま出庫が可能です。
これも左ハンドル車を運転していると非常にありがたく思いますね。

出来れば全ての駐車場がこういった左右ハンドル対応になってくれると非常にありがたいのですが、おそらく日本における左ハンドル車の台数はこれから大きく増えることも無いように思いますし、逆にどんどん減っていくのではないかと思っていて、そうなると新たに左ハンドル用の発券機などを設置するのも元が取れないわけで、そこはあまり期待できそうにありません。
一部、ETCを利用した駐車場もありましたが、普及しているようには見受けられず、ただキャッシュレス決済がこれだけ普及している現代であれば、駐車場についても何か大きな進化が起こってもいいんじゃないかと思ったり。

あるショッピングモールの駐車場は駐車券そのものが廃止されていて、入庫時にカメラで車のナンバーを読み取り、出庫の際は精算機で自車のナンバーを入力するとカメラで撮影された車両画像がモニターに映し出され(同じナンバーがあると複数台が映し出されます)、自分の車を選ぶと料金が精算できるというシステムになっていました。
しかも運転手などの人物はちゃんと「ボカシ」処理がされていて、「画像認識技術も進化しているんだな」と感心したのを記憶しています。

技術の進化とそれを利用する人間のアイデアによってどんどん便利な世の中になるのは嬉しいことですね。
(いずれ自動運転が普及したなら、こんな小さな悩みも無くなるのかもしれませんが笑)

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