日産自動車が新型「Z」をニューヨークで初公開

やっぱりスポーツカーはかっこいい!

ついに日産が北米向けの市販モデルとなる新型「Z」を発表しました。
プロトタイプの発表から約1年、ほぼ変わらないデザインでの登場となっており、これはなかなかにかっこいい!
そして「欲しい!」と思わせる内容になっています。

日産のニュースリリースによると、北米向けとしては「Sport」と「Performance」の2グレード、そして240台の限定生産となる「Proto Spec」が2022年春に発売されるとのこと。
いずれのグレードもエンジンは「VR30DDTT」、トランスミッションは6速マニュアルトランスミッション(MT)と、新開発の9速オートマチックトランスミッション(AT)から選べるようです。
日本向けに6速マニュアルトランスミッションが採用されるのかは分かりませんが、是非採用していただきたいところですね。

新開発の3リッターV6ツインターボは最高出力400馬力

新型「Z」に搭載されるのは新開発の3リッターV6ツインターボエンジンで、その最高出力は400馬力(405PS)、そして最大トルク350lb-ft(475Nm)/5,600rpmと発表されています。
400馬力というと現行992型のポルシェ911カレラの385馬力(水平対向3リッターツインターボ)よりもハイパワーなエンジンを搭載していることになり、なおかつ価格が4万ドル前後(約440万円)となると、これは大ヒットするんじゃないか?と考えています。

かつてR32のスカイラインに乗っていたことがあるのですが、ちょうど通勤で使う幹線道路の交差点に「Z専門店」があり、信号待ちで停車しながら「かっこいいな」と眺めていた僕にとっては非常に魅力的な車です。
当時は「Z32」が販売されていて、中古車での購入を考えたこともあるのですが、社会人になってすぐの身でたとえ中古車であっても簡単に車を乗り換えられるほどのお金もなく、結局そのままとなっています。
今でもZ32は非常に素晴らしいデザインだと考えていて、今回の新型ZのリアコンビネーションランプがZ32へのオマージュであることは個人的にも非常に嬉しいポイントの一つです。

新型「Z」の内装は「先進技術にヴィンテージ感をプラス

新型Zの内装ですが、レーシングドライバーの松田 次生選手等からもアドバイスを受け「理想的なスポーツカーのコックピット」を目指したとのことで、ドライバーが見やすい位置に3連メーター(ブースト計、ターボスピード計、電圧計)が配置されていたり、GT-Rの開発で培ったノウハウを活かしたシートが採用されているようです。
メーターは12.3インチ・フルデジタルメーターで、シンプルながらも先進技術とヴィンテージ感がうまく融合したデザインになっていますね。

日本仕様の「フェアレディZ」は今年の冬に発表されるとのことですが、いずれにしろ非常に楽しみな話題で、街を走る新型フェアレディZを見られる日を楽しみにしたいと思います。

引用元:日産自動車

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