心配していた副反応は無し
さて、少し前になりますが新型コロナワクチンの2回目の接種が完了しましたので備忘録も兼ねて書いておこうと思います。
新型コロナウイルスワクチンについてはなかなか予約が取れない地域もあるようですが、幸いなことに僕の住む自治体では4月頃から高齢者向けの摂取が始まり、7月からは40代以上への接種もスタート。
ネットからの予約で特にトラブルもなく1回目、2回目の予約を同時に行い、あとは予約した日時に会場へ赴き、接種を行うというスタイルです。
1回目は7月後半に接種を行いましたが、指定された時間の10分ほど前に会場へ到着すると、最初の受け付けにおよそ30人ほどの列が出来ていました。
しかし、手際よく受付が進んでおり、10分足らずで僕の番に。
接種券を提出し、免許証などによる本人確認を行った上で、矢印に沿って次の窓口へと進みます。
次の窓口では検温を行い、問診表の内容をチェックされますが、現在服用している薬や、過去のアレルギー症状などが無ければ番号札を渡されて接種を待機する場所へと進みます。
医師による接種前の問診を行うブースは10ヶ所設置されており、僕が行った時はそれほど混んでいなかったのか、案内係りの人が空いたブースへとどんどんと案内を行っており、待機して5分ほどで僕の番に。
現在の体調などの問診を受け、問題が無ければその奥にある接種を行うブースへと移動します。
そして、ブースで待っているとワクチンや注射器などを載せたワゴンを押しながら接種を担当する看護師さんが登場。
「少しチクッとしますね」と言われると同時に注射器の針を刺され、無事に接種完了。
その後、会場にて15分間の待機をして、出口で書類にワクチンのシールを貼ってもらい完了です。
会場に到着してから会場を出るまでに要した時間は約40分で、もっと時間が掛かると思っていただけに「意外と早く終わったな」というのが正直な感想です。
1回目の接種後も副反応が出る場合があると聞いていたので体調の変化など気にしながら過ごしていましたが、ワクチンを打った部分を押さえると打ち身のような痛みはあるものの、それ以外に気になる変化も無く、接種部分の痛みも翌々日には無くなっていたので、とりあえず一安心でした。
気になるのは2回目の副反応
2回目の接種は1回目の接種から約1ヶ月後に行いました。
僕の周りでも少しずつ2回目の接種を完了した人が出てきていますが、接種翌日に38℃くらいの熱が出たり、体がだるくて寝込んだりという話を耳にしており、そういった話を聞くと不安になるのですが、だいたいの場合は翌々日には回復しているようで、「1日の我慢か」と自分に言い聞かせて2回目の接種に挑みました。
2回目も1回目と同様に予約した時間の10分ほど前に会場に到着しましたが、この日は非常に空いており、前回は30人ほどが並んでいた受付には一人しか並んでおらず、すぐに受付の順番が回ってきました。
続いて検温を行うブース(3箇所あった)にも空きがあり、すぐに検温と問診表のチェックが完了。
医師の問診を行うブースも待っている人はおらず、すぐにブースへと案内され問診へ。
そして実際に接種を行うブースへ移動すると、程なくワゴンを持った看護師さんが登場して接種完了です。
会場に到着してからここまでに要した時間はわずか5分ほど。
接種後は会場にて15分間の待機を行い2回目の接種も無事に完了です。
こんなに簡単に済んでいいのか?と思えるほどのスムーズさではありましたが、同じ日に接種を行った知人に聞いた話だと、僕が予約した時間の2時間ほど前はかなり混んでいたそうで、時間によってかなり混み具合が違ったようです。
さて、2回目の接種後は1回目以上に体調の変化に注意をして過ごしていたのですが、接種当日は発熱や倦怠感も無く、接種部位の痛みもほとんどありませんでした。
「やっぱり明日か...」と若干の不安を感じながら眠りにつき、翌日の朝を迎えるわけですが、目覚めた際にも特に体調に変化はなく、「ほんまにワクチン打った?」と思うほどでした。
その日は休みだったので、家でテレビなどを見ながら過ごしていたのですが、少し熱っぽいかなと感じる場面はあったものの、何ら普段と変わらぬまま時間が過ぎ、そのまま就寝。
翌日も体調に変化はなく、無事に2回目のワクチン接種が完了となりました。
以前に友人の医師から見せてもらった資料によると、2回目の接種後に約8割の人に何らかの副反応が現れるとのことでしたが、逆にいうと約2割の人には副反応が現れないということでもあるので、僕の場合はその2割だったのかなと。
もしくは「熱っぽい」と感じたのも副反応であれば、自分も8割の中に入ったかという感じですが、結果として接種前に心配していたような酷い副反応は現れず、無事に2回目の接種が完了することが出来たので、まずは一安心です。
ワクチンの接種については様々な意見があるようですが、大阪府が調査したデータによるとワクチンを2回接種した人の感染率はかなり低くなっており、重症者、死者についてはゼロという結果が出ているので、ワクチンの効果については疑う余地は無いと考えています。
ただ、ウイルス自体の変異は今後も起こり続けるでしょうし、インフルエンザと同じように毎年ワクチンを打つという時代になるのかもしれませんね。
余談ですが、今回の接種でひとつ印象に残っているのが、実際に接種を行うブースの壁に「柴犬」の写真が飾られていたことで、僕が想像するに、注射を打つ際の緊張を少しでも緩和しようという現場の方の心遣いなんだと思います。
ワクチン接種だけでなくそれ以外でも注射を打ったり採血されたり、身体に針を刺されるというのは決して嬉しいものではなく、緊張を伴うものなので、出来れば避けて通りたいものでもあります。
柴犬の件は小さなことですが、会場の設計や設営、実際のオペレーションなど、多くの方の努力により成り立っていることを改めて実感した次第です。