日本でもクラシックモデルに対応したPCCM(ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネジメント)システムの発売を開始

996も「クラシックポルシェ」

引用元:Porsche.com

海外では昨年から発売されていた「PCCM(ポルシェ・クラシック・コミュニケーション・マネジメント)」システムですが、いよいよ日本でも9月から発売が開始されることに。

製品としては取付け部が1DINサイズの「PCCM」と、2DINサイズの「PCCM Plus」の2タイプがあり、それぞれ対応するモデルは下記の通りとなっています。

PCCM
対応モデル:911F~993型の911、924、944、968、928
価格:213,400円

PCCM Plus
対応モデル:996、986
価格:239,800円

どちらの製品も画面がタッチパネルになっていて、PCCMは3.5インチ、PCCM Plusは7インチとなっています。
また、Apple Carplayも搭載されており、PCCM PlusについてはAndroid Autoにも対応とのこと。
iPhoneやUSBの接続、そしてAUX接続のための外部ボックスも付属しており、公開されている画像を見るに、これは本体とは別に任意の場所に設置しておくことになるようです。
さらにはBluetoothによる電話機能も使用可能とのことで、一般的に必要とされる機能は全て手に入るように思います。

さすが純正!という内装にマッチした素晴らしいデザイン

こちらは993までのモデルに対応した3.5インチディスプレイを備えた「PCCM」ですが、ポルシェの内装デザインに見事なまでにマッチした素晴らしいデザインになっており、詳しい人でなければ交換されていることに気付かないんじゃないかと思うくらい完璧にマッチしています。

画面のサイズが3.5インチなので、ナビゲーションの表示にはちょっと小さいんじゃないかとは思いますが、普段Android Autoを使用している僕としては案内の「音声」だけでも充分に目的地へ辿り着くことが出来ますし、モニターは補助的な役目で充分なんだろうと思います。

なによりも、クラシックポルシェの内装を邪魔しないデザインというのが素晴らしく、さすがポルシェと思わずにいられません。

そして、こちらは996、986用の「PCCM Plus」ですが、こちらも一見すると交換されているとは気付かないほどオリジナルの内装にマッチしていますね。

モニター下の小物入れにiPhoneが入っていますが、iPhoneとケーブルで接続されているのが「外部ボックス」と呼ばれているもので、iPhone接続端子、USB接続端子、そして真ん中にAUX接続端子が配置されています。
画像だと小物入れに設置されていますが(分かりやすくするため??)、もし自分が購入するなら出来れば見えない位置にインストールしたいとは思います。

噂だと2022年には997/987に対応したものも発売予定とのことで(日本には1年ほど遅れて入ってきそう)、いよいよ997/987も「クラシックポルシェ」の仲間入りとなるようです。

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