【HOTEI museum 40th ANNIVERSARY-布袋寅泰40周年記念展-】に行ってきた

大阪は7/31(土)まで、次は8/7から札幌で開催!

心斎橋OPA 8Fにある「HMV&BOOKS SHINSAIBASHI」で開催中の【HOTEI museum 40th ANNIVERSARY-布袋寅泰40周年記念展-】に行ってきました。
BOØWYのギタリストだった布袋寅泰氏のデビュー40周年を記念して行われているイベントで、大阪を皮切りに各地のHMVでの開催を予定しています。

本当はもっと早く訪問する予定だったのですが、大阪での会期が残りわずかとなり急いで訪問して来ました。
実は、少し前に一度会場まで行ってみたものの、入場制限がされており、20人ほどの行列になっていたためその日は退散。
「平日なら混んでないだろう」と考えていましたが甘かったようです。
(本来は事前予約制で、この日は当日券のあることを電話で確認しての訪問でした)

さて、布袋さんですが、皆さんご存知の通りBOØWYの元ギタリストです。
BOØWYというと、解散したのが1988年なのですでに33年が経過したことになりますが、改めて33年と聞くとすごく遠い昔のような気がしますね。
そんなBOØWYが活躍していた三十数年前、中学生だった僕はちょうどギターを弾き始めた頃だったのですが、当時は「バンドブーム」と呼ばれた時代で、BOØWYを筆頭に多くのバンドが活躍していました。
多分、「バンドブーム」の一番のピークはBOØWYが解散してからだと思うのですが、BUCK-TICK、LUNA SEA、L'Arc~en~Cielなどもその頃にデビューをしたバンドで、自分も含めてそういったバンドのコピーをしているバンドは多く、ライブハウスを借りてライブをしたりしていました。(懐かしい・・・)

恐らくこの頃にバンドをしていた人は多少なりとも「BOØWY」の影響を受けているんじゃないかと思いますし、ギタリストなら布袋さんの影響を受けている人はけっこう多いと思います。
僕の中でギタリストを見て「かっこいい」と思ったのは恐らく布袋さんが初めてだったんじゃないかと思います。
ボーカルと同じかそれ以上に目立つ存在で、バンドの「ギタリスト」のイメージを一新した人だと考えていますし、独特のプレイスタイル、そして奏でる「音」は僕を夢中にさせてくれました。

有名なギターの柄はあみだくじ

布袋さんと聞くと多くの人があのギターの柄(G柄と呼ぶらしい)を思い浮かべるかと思います。
上の画像は今回のイベントで購入した群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」とのコラボキーホルダーですが、まさに「G柄」のギターを持っていますね。

このデザインの誕生にはちょっとした秘話があり(秘話でもないか?)、酔っ払った布袋さんが「あみだくじ~♪」と歌いながら自らのギターに描いたものだとか。
それが今でも「布袋寅泰」のアイコンのひとつになっているのはまるで奇跡のような話ですが、記憶に残る作品というのはふとしたきっかけで生まれるものなのかもしれませんね。
絵や音楽といった芸術作品だけでなく、商品開発や様々な企画を行う際にも遊び心や柔軟な発想は大切なんだと思います。

最新のHOTEIが最高のHOTEI

ロックスターといえば車好きなイメージがありますが、布袋さんもかなりの車好きなようで、特にポルシェはお気に入りだったそうです。
BOØWY時代にはパープルのポルシェターボ(964型)に乗っているという話を聞いたことがあり、「さすが布袋!イケテルわ!!」なんて思ったこともありました。
自身のモットーが「最新のHOTEIが最高のHOTEI」ということからもポルシェ愛を感じられますね。

現在はイギリスに移住していることもあり、ベントレーやアストンマーティンなどのイギリス車も好きなようで、移住当時はミニに乗っていたこともあるそうです。
布袋さんのような身長の高い人が小さなミニから出てくると少し驚きそうですが、それはそれでかっこいいかもと思ったりもします。

会場にはたくさんの写真やギター、その他の資料などが展示されていましたが僕が気に入ったのが「MTR(Multi Track Recorder)」でした。

この小さな機械が「MTR」ですが、ドラム、ギター、ベースなどの楽器ごとにトラックが分かれて録音されていて、それぞれを単独で音量調節したりパンを振ったりということが出来る機械です。(会場では音量調整のみ可能)
現在はデジタル化されこんなに小さくても非常に高性能になっていますが、僕がバンドを組んでデモテープを作っていた頃は「カセットテープ」に8トラックや16トラックで録音していて、今の機械に比べると音質の劣化も大きかったでしょうし、何より編集が大変だったのをすごく覚えています。

画像は「さらば青春の光」ですが、もう一台「SURRENDER」のMTRもありました。
そして、やはりギターパートの音量を大きくし、それ以外のパートは少し小さめの音量にして聞くのですが、ヘッドホンから聞こえるギターの音が活き活きとしていて本当に「魂がこもっている音」でした。
聞きながら鳥肌が立つほどで、うまい言葉は見つかりませんが「音楽っていい!」と再確認した次第です。

こんな感じで何十年かの時を越えて昔のことをいろいろと思い出させてくれたイベントでしたが、昔のようにバンドを組んで活動するのもなかなか難しく、まずは久しぶりに布袋さんの曲でも聞きながらドライブしてみようかと思います。

<大阪会場>

会場:hmv museum 心斎橋 (「HMV&BOOKS SHINSAIBASHI」店内)

日程:2021年7月3日(土)~ 7月31日(土)

営業時間:11:00~19:30 ※入場は19:00まで

<札幌会場>

会場:hmv museum 札幌 (「HMV札幌ステラプレイス」店内)

日程:2021年8月7日(土)~ 8月29日(日)

営業時間:11:00~20:30 ※入場は20:00まで

仙台会場>

会場:hmv museum 仙台 (「HMV仙台 E BeanS」店内)

日程:2021年9月初旬より開催予定 ※詳細は後日発表致します。

福岡会場>

会場:hmv museum 博多 (「HMV&BOOKS HAKATA」店内)

日程:2021年10月初旬より開催予定 ※詳細は後日発表致します。

名古屋会場>

会場:hmv museum 栄 (「HMV 栄」店内)

日程:2021年11月初旬より開催予定 ※詳細は後日発表致します。

東京会場>

会場:hmv museum (「HMV&BOOKS SHIBUYA」6F)

日程:2022年初旬より開催予定 ※詳細は後日発表致します。

※hmv museumは店舗の営業時間に準じ、営業時間が変更となる可能性がございます。ご了承ください。

引用元:HMV & Books online

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